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偽AI会議アプリ「Relay」の正体

Relayという名前の偽AI会議アプリが確認されました。このアプリは、Web3業界で仕事を探す人々を主な標的にしています。見せかけは普通の会議ツールですが、その裏には悪質な目的が隠されていました。ユーザーは、このプログラムをダウンロードして使うよう促されます。しかし、それは個人情報を盗むための罠でした。

巧妙な情報窃取の手口

この悪質なプログラムは、ユーザーに特定の操作を求めます。具体的には、ターミナルを開き、ファイルをドラッグしてEnterキーを押すよう指示します。この操作の正体は、ファイルに付いている「出所情報」を消すことです。Windowsの安全機能の一つを回避する狙いがありました。さらに、見た目だけの進捗バーが表示され、ユーザーを欺きます。実際には、ダウンロードやインストールとは無関係な動きを見せます。この手口で、ユーザーの警戒心を解き、情報を盗み出します。

セキュリティ企業の解析結果

セキュリティ企業SlowMistが、このRelayアプリの詳細な解析を行いました。解析の結果、このプログラムがユーザーのコンピュータから情報を盗む仕組みが明らかになっています。具体的には、個人データや暗号資産に関する情報が狙われました。この仕組みは、システムの防御をすり抜けるために様々な工夫を凝らしています。SlowMistは、Web3業界のユーザーに対し、特に注意を呼びかけています。

私の見方と対策

私は、今回の事例は非常に悪質だと感じます。AIやWeb3といった新しい技術分野では、常に新しい詐欺の手口が現れます。特に、求職者は情報に敏感になりがちです。そのため、このような偽アプリの標的になりやすいです。見知らぬ送信元からのプログラムは、絶対に安易に実行してはいけません。公式のウェブサイトや信頼できる情報源からのみ、プログラムをダウンロードするべきです。常に二段階認証を使うなど、自身のセキュリティ対策を徹底してください。

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柴亮太
柴亮太の視点

AIアプリを装った情報窃取は、今後も増えます。今回の手口は、巧妙にシステムの安全機能を回避します。一次情報として、この仕組みを理解することが重要です。自分の身は自分で守るしかありません。