付録3
想定学習時間: 5分
このレッスンでは、商品一覧CSVから在庫切れの商品を効率的に特定し、一覧表示する「在庫切れ確認アプリ」の構築について学びます。ECサイト運営者や店舗管理者、商品管理担当者など、在庫状況を迅速に把握したい方に役立つ実践的なアプリです。
このアプリの主な目的は、商品一覧CSVデータの中から、在庫数が0の商品だけを抽出し、一目で確認できるようにすることです。これにより、在庫切れ商品の把握にかかる時間を大幅に短縮し、次のアクション(発注検討など)にスムーズに移行できます。
アプリ開発を始める際は、まず核となる最小限の機能から実装し、徐々に拡張していくアプローチが効果的です。このアプリでは、以下の機能を最初に実装します。
開発の初期段階では、以下の高度な機能や連携機能は意図的に後回しにします。これにより、開発の複雑さを抑え、核となる「在庫切れ確認」機能の完成に集中できます。
Codexにアプリのコード生成を依頼する際は、目的と要件を明確に伝えることが重要です。以下に示す指示例を参考に、具体的なプロンプトを作成しましょう。
在庫切れ確認アプリを作ってください。
目的は、商品一覧CSVから在庫切れの商品をすぐ確認することです。
CSVの列は、商品名、SKU、カテゴリ、在庫数、価格です。
在庫数が0の行だけを抽出し、画面に一覧表示してください。
画面上部に、在庫切れ件数を表示してください。
最初は、在庫更新、自動発注、外部システム連携は作らないでください。
在庫切れ候補を確認するためのツールとして作ってください。この指示では、CSVの具体的な列名や、初期段階で実装しない機能も明記することで、Codexがより正確なコードを生成できるように誘導しています。
アプリが完成したら、以下の点を確認し、期待通りに動作するかを検証しましょう。
基本機能が動作することを確認できたら、さらにアプリを便利にするための機能拡張を検討できます。
ただし、自動発注機能など、ビジネスに直接影響を与える機能は、十分なテストと検証を行うまで、慎重に導入を検討することが重要です。
人にたとえると
忙しい商店のバックヤードで、品切れ商品の確認作業が行われています。
膨大な商品が並ぶ倉庫で、棚卸し担当者が全ての棚を一つずつ確認し、その状況を記録していきます。品切れ報告係は、その記録の中から「空っぽの棚」の情報だけを素早く見つけ出し、それらを一覧表にまとめます。さらに、空っぽの棚がいくつあるかを数えて、その数を店長に報告します。店長は、この一覧表と数を一目見るだけで、すぐに次の発注を検討できるようになります。