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本記事は筆者個人による投資研究・システム開発の記録であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。記載の分析手法・判断ロジックは筆者の運用における一事例であり、将来の成果を保証するものではありません。投資に関する最終判断はご自身の責任で行ってください。

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AIが注目した「全国保証(7164.T)」

私のAI自動発掘システム「FUNDA」は、2026年8月20日に全国保証(7164.T)を注目銘柄として発掘しました。このシステムは、市場の膨大なデータから特定の条件に合致する銘柄を抽出し、その根拠を提示します。今回は、AIがどのような判断基準で全国保証をピックアップしたのか、その詳細なプロセスを解説します。

全国保証(7164.T)の企業概要

全国保証株式会社は、日本国内で信用保証事業を展開する企業です。子会社とともに、損害保険代理業、信用調査業務、債権管理・回収、受託事務サービスなども手掛けています。1981年に設立され、東京に本社を置いています。

ファンダメンタル指標の概観

全国保証のファンダメンタル指標は以下の通りです。

  • 業種: Financial Services / Credit Services
  • 上場市場: JPX
  • 時価総額: 422,530,613,248 JPY
  • PER: 13.0倍
  • PBR: 1.74倍
  • ROE: 14.1%
  • 営業利益率: 65.6%
  • 配当利回り: 3.86%
  • 52週高値/安値: 3582.0 / 2780.0
  • 平均出来高: 470,828
  • 次回決算発表予定: 2026-11-05

直近の売上高と営業利益の推移は以下の通りです。

  • 2026年3月期: 売上高58,739,000,000 JPY / 営業利益41,383,000,000 JPY
  • 2025年3月期: 売上高56,972,000,000 JPY / 営業利益41,976,000,000 JPY
  • 2024年3月期: 売上高51,638,000,000 JPY / 営業利益39,103,000,000 JPY

AIが捉えた発掘の根拠

AIが全国保証を発掘した主な理由は、複数のシグナルが複合的に強い買いを示唆したためです。具体的には、confluenceスコアが0.9697と非常に高く、強力なトレンドの存在を指摘しています。また、-3.12%という浅い押し目を形成しており、4時間足での調整成熟度が0.82と、反転が近いことを示唆していました。複合シグナルもstrong_buy(75/100)と判定されています。

AIが算出したエントリー価格の目安は3105.37円、目標価格は3437.77円、損切りラインは3012.21円です。目標価格の根拠はフィボナッチ161.8%拡張(+10.7%)であり、損切りラインは取得価格から-3%で統一撤退というロジックに基づいています。

6つのテクニカル指標判定手法による合議

FUNDAシステムは、6つの異なるテクニカル指標判定手法を合議させ、総合的な判断を下します。全国保証のconsensus_scoreは0.167(強気1/弱気0/全6手法)でした。各手法の判定は以下の通りです。

  • ストキャスティクス: 中立(クロスなし、%K=70)
  • 移動平均クロス: 中立(クロスなし)
  • グランビルの法則(買い1): 中立(buy1/sell1パターンなし)
  • 4時間足調整成熟度: 強気(5/5観点成立、score=0.82)
  • ボリンジャー%b: 中立(%b=0.79)
  • ADX方向性: 中立(ADX=13、トレンド強度不足)

この結果から、特に4時間足調整成熟度が強く買いを示唆していることがわかります。

AI活用の意義と私のスタンス

AIによる銘柄発掘は、客観的なデータに基づき、人間の感情やバイアスを排除した判断を提供します。しかし、AIが提示する情報はあくまで投資判断材料の一つであり、これだけで投資判断をしているわけではないことを明確にしておきたいと思います。私はAI開発者として、AIが何を根拠に判断したのか、そのプロセスを深く理解し、自身の投資戦略にどのように組み込むかを常に検討しています。市場は常に変動しており、AIの分析結果もその時々の状況を反映したものです。最終的な投資判断は、多角的な視点と自己責任のもとで行うことが重要です。

人にたとえると

ある企業の投資部門で、新しい投資案件を検討する会議が開かれています。

まず、過去の業績や財務状況を詳しく調べる財務担当者が、その企業の健全性を報告します。次に、市場全体の動きや将来のトレンドを分析する担当者が、今後の見通しを説明。さらに、潜在的なリスク要因を洗い出す担当者が、注意すべき点を指摘します。これらの情報がすべて出揃ったところで、最終的な投資判断を下す責任者が、各担当者の意見の強さや、特定の指標が示す確度の高さを総合的に評価し、投資の可否を決定するのです。

投資判断責任者=AI自動発掘システム「FUNDA」
財務担当者=ファンダメンタル指標
市場トレンド分析担当者=テクニカル指標判定手法

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柴亮太
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